第七章(5・完) 心の闇からの脱出

 
恥も外聞も捨てろ!

さて、震災のさわぎも
ひと段落した2012年ごろ、
俺は一人苦しんでいた。

気づいたら32歳、
人生が上手くいっている人なら
会社員として一人前のころ。
一番脂ののった時期だ。

そんな時に俺は
ひきこもりではなかったが、
やる気のない「ニート」。

と言っても自分なりに
色々やっていた。

当時人気のあった
初音ミクの曲を作っていた。
自分でもつたない曲だと思ったが
メロディだけは自信があった。

Life with you
この歌をとっかかりにして
音楽の道につながろうと
考えていた。

世間に自分の何かを出す
という経験は、
これが初めてだった。
投稿するのに、ものすごく
緊張して、不安だった。

そして結果は、
再生回数200ちょっと。
世間の厳しさを
身をもって知った時だった。

(これらの曲はまだ
残っています。よかったら
聞いてください→こちら
宣伝すいません(汗)

これに挫折し、これから
何年も初音ミクの投稿は
しなかった。できなかった。

年齢のこともあり、当時の
俺は自殺願望という
ほどではないが
生きていてもしょうがないという
気持ちが強かった。

眠る時に、このまま
現実が消えてしまいますように、
と本気で願った。しかし
当然朝が来て現実はつづく。

これからどうすればいいか。
俺に未来はあるのか。
どうすればがんばれる?
何かをする気力がない。

父を前にかんしゃくを
起こしたりひどく落ち込んだり
自分の顔をなぐったり。
そんな日々だった。

不安の中ふとんを被って
現実よ終わってくださいと
何度も願ったこともあった。

人生について思ったり、
考え抜いた末、頭の中で
ある言葉が響いた。

「恥も外聞も捨てろ。」

そう、32歳でもニートでも
関係ない。
誰に笑われたっていい。
俺は俺なりにやっていく。
目指すゴールはわからないが
やりたいようにやればいい。

暗い部屋の中、
これからがんばっていこう、
という活力が
ついに生まれた。

当時誰にも言わなかったが、
それは俺にとって
大きな大きな革命だった。

当時2013年1月、
現在2017年、

物語は、もうすぐ終わる。

第七章  了

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