第六章(5) 襲いかかる妄想

 
混乱する頭

救急車で運ばれた後、
相部屋ではあるが
拘束される。

やがて救急車で一緒に来た
父がやってきた。
何を話したか覚えてないが
父は泣いていたと思う。

そして担当の主治医に
いろいろ言ったらしい。
患者に不安になることを
言うな、と。
目が吊り上がった、の
くだりの部分だと思う。

それから一日か二日、
拘束されたと思う。

その間、頭の中は
ぐるぐると妄想の
中にどっぷりつかっていた。

涼宮ハルヒの捻転という
意味の分からない
物語が頭の中で作られた。
主人公たちが小さくなって
腸?みたいなところで
歩くような。夢みたいなものか。

何だかわからず苦しんでいたが
悪いイメージを追っ払おうと
したらガシャン!と刑務所の
鉄格子がしめられる
イメージがでてきた。

そうそう、救急車の中で
何らかの策で母が
死んだと偽装して
実は生きているという
妄想をした。あの遺骨も
実は母のものではない、と

父にお母さんは?と聞くと
忘れちゃった?と
困ったように笑った。

自覚はないが
うるさかったようで、
周りからうるせえな、とか
何だよこいつ、などの
声が聞こえてきた。

いきなり看護師のひとに
ケリを入れてしまった
こともあった。
落ち着いたときに
すいませんでした、と
謝ったら、
かすり傷だから、と
言っていた。
逆に言うとケガを
させてしまったということだ。
本当に申し訳ない。

そんな感じで周りに
多大な迷惑をかけた
四度目の入院だった。

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